牛たん定食以外にも?変わり種の牛たん料理

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牛タン

仙台といえば牛たんが名物のひとつです。仙台市内には牛たん料理を提供するお店がいくつもありますが、牛たん料理といえば牛たんを塩焼きにしたものと麦ごはんやテールスープが付け合せてある牛たん定食が有名です。

牛たん定食も美味しいのですが、それ以外にも美味しい牛たん料理がたくさんあるのです。そのいくつかを紹介していきます。

牛たんの特徴

牛肉は部位によって脂身や旨味、栄養素が異なります。中でも舌の部分は低カロリーで栄養も豊富なのです。

良質のたんぱく源

牛肉料理のひとつであるサーロインステーキと比較してみると、牛たんのカロリーは約3分の1、脂質は4分の1と、大変ヘルシーなのです。

またコレステロールを含みませんので、体型を気にする方には最適な部位だと言えるのです。加えて鉄分やビタミンB2の含有量も多いため、美肌作りにも一役買ってくれるでしょう。

食べてパワーチャージ

元気を付けたいときにお肉を食べると良いと聞きますが、牛たんにもパワーの源であるタウリンが豊富に含まれています。

タウリンとは栄養ドリンクにも多く含まれている有効成分なのですが、栄養ドリンクには糖分も多く含まれていますので飲み過ぎには注意が必要なのです。

その点牛たんならビタミンや他の栄養素と併せてタウリンも摂取でき、糖分少な目でヘルシーです。

牛たんラーメン

牛たんを麦飯やテールスープと併せて食べるだけでなく、他の調理法や味付けで食べてもまた違った美味しさが味わえます。牛たんラーメンのそのひとつです。

異色の組み合わせ

一般的なラーメンは豚チャーシューが付け合せとして出されるのですが、ラーメンに牛たんをトッピングした牛たんラーメンがあります。

牛たんラーメンは仙台でも提供しているお店がありますが、東京の人気ラーメン店でも牛たんラーメンを提供しており全国のラーメン好きからも注目されています。

全国のラーメン店を探しても牛たんラーメンが食べられるお店は少なく、牛たんラーメンを目当てに来店されるお客様も少なくありません。

東京のラーメン店でなぜ牛たんとラーメンという組み合わせを思いついたのかというと、店主の故郷の名物牛たんとラーメンを掛け合わせることを考えたからだそうです。

 気になるお味は?

牛たんといえばちょっと筋があって固い印象がありますが、牛たんラーメンに使われている牛たんは、長時間煮込んで適度な柔らかさに仕上げています。

ベースとなるスープも豚骨や牛すじをベースとしていますので、牛たんとの相性も悪くないのです。

最初は牛たんとラーメンという組み合わせが合うのか、半信半疑で食べる方も多いですが食べてみると意外と合う、美味しい!という意見が聞かれます。

牛たんしゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶといえば豚や牛肉の薄切り肉をスープや出汁でさっとゆがいて食べる料理ですが、牛たんを使った牛たんしゃぶしゃぶを提供しているお店もあります。

牛たんしゃぶしゃぶとは

牛たんしゃぶしゃぶはたんをしゃぶしゃぶにして食べる料理です。牛たんといえば焼肉の時に焼いてレモンをかけて食べるスタイルが一般的ですが、しゃぶしゃぶではまた違った形で牛たんの旨味を味わえます。

牛たんしゃぶしゃぶの味

牛たんしゃぶしゃぶを提供しているお店は、仙台市内だけでなく東京や他の地域でも多くあります。

お店によって扱っているたんや提供方法などが異なりますので、食べ比べをしてみるのもまた楽しいと思います。

あるお店では使っている牛たんの部位も最も柔らかいたん元だけを選んで使用しているだけでなく、旨味を増すために牛たんを熟成させてから提供するようにしているのです。

このようにお店によって美味しく食べるためのさまざまな工夫が施されています。

牛たんシチュー

牛たんは筋が多く固いことから、煮込み料理に適しています。牛たんシチューも牛たんを美味しく食べられる煮込み料理のひとつです。

牛たんシチューのレシピ

シチューは家庭でも作れる料理ですので、家でも牛たんシチューが作れます。牛たんシチューは牛たんブロックと、にんじん、セロリ、にんにくといった野菜類、バター、赤ワインやデミグラスソースを使って作ります。

レシピや使う材料はお店によって多少異なりますが、ビーフシチューのお肉が牛たんに変わったような味付けです。

牛たんが固いので、圧力鍋などを使用すると短時間でもたんが柔らかくなり、美味しいたんシチューが作れます。

牛たんシチューの味

煮込むことでたんが柔らかくなり、トロトロになります。野菜の旨味との相乗効果で美味しいです。

しかもたんはカロリーも脂肪も少なくてヘルシーですので、ダイエット中や体型を気にしている方が食べても罪悪感が少ないです。