仙台を訪れたら購入したい人気のお土産がいくつかあります。たとえば仙台銘菓として知られている萩の月もそのひとつです。
仙台の定番土産として定着している萩の月ですが、仙台にはそれ以外にもおすすめのお土産がありますので、一度は試してみたい仙台土産を3つを紹介していきます。
万人受け間違いなし、「萩の月」
「萩の月」といえば全国的にも知名度が高い仙台のお菓子であり、他の地方では似たようなお菓子が販売されているほどです。萩の月のルーツや魅力について紹介していきます。
萩の月のルーツとは
萩の月が仙台の定番土産として有名になるきっかけを作ったのは、JALでした。仙台と福岡を結ぶ路線の就航40周年を記念して、お茶菓子として出されたのが萩の月だったのです。
萩の月を食べたことがある方ならご存知かと思いますが、萩の月はしっとりとやわらかいスポンジと、中に入っているしっとりとしたクリームが特徴的なお菓子です。
以前から販売されていたお菓子だったのですが、クリームがあまり日持ちしないこと、柔らかすぎるため持ち運びに気を遣うことなどからお土産として販売するのが難しかったのです。
そこでJALは崩れないように一つ一つを小箱に入れること、脱酸素剤を使用して日持ちできるようにしたことで、広く販売されるようになったのです。
萩の月の魅力とは
仙台名物のお土産は数ありますが、中でも萩の月は人気の高いお菓子になります。お値段は少し高いかもしれませんが、お土産に買っていくと高い確率で喜ばれます。
その魅力は見た目の美しさと味です。真ん丸と月のような形をした柔らかいスポンジの中に濃厚なクリームが入っています。
ふわふわととろりとした食感が味わえ、まるでクリームたっぷりのケーキを食べているようです。
地元にファン多し!「喜久福」
仙台土産におすすめしたいお菓子のひとつが喜久福です。萩の月と比べてしまうと知名度は低いかもしれないですが、地元では人気の高いスイーツなのです。
喜久福とは
一言でいうと新しいタイプの和菓子で、和菓子に洋菓子の要素を取り入れています。一見大福のような柔らかいおもちの中には、あんこが入っているのですがさらにその中には抹茶味の生クリームが入っています。
中身のバリエーションも抹茶クリームだけでなく、生クリーム、ずんだクリーム、ほうじ茶クリームから選べます。
おもちを切ってみると、おもちの白、あんこの黒、クリームの色のコントラストが美しいです。
喜久福の評判
あんこと生クリームをおもちで包むという組み合わせは、幅広い世代に人気でリピーターが多いのも喜久福の特徴です。
値段も手頃であることからお土産として購入される方が多いだけでなく、おもてなしのお菓子や手土産としても選ばれているほどです。
オンラインショップでも販売しているのですが、冷凍にした状態で送ってもらえます。完全に解凍してから食べても美味しいのですが、暑い時期は半解凍で食べても美味しくいただけます。
入手困難?冬季限定「霜ばしら」
限定という言葉に弱い方、多いと思います。定番土産もいいですが、せっかくなら入手困難なお土産を購入して周りから一目置かれたいと言う方におすすめしたいのが、霜ばしらです。
霜ばしらとは
霜ばしらは冬季(10月から4月)しか販売されない飴の一種です。繊細で非常に壊れやすいため、米を由来として作られているらくがん粉で満たした箱に入れられて販売されています。
期間限定であることから、駅や空港でもほとんど販売されず霜ばしらを製造している九重本舗 玉澤で購入するのが確実です。
製造期間が限られていること、希少性が高いことから特にひいきにしている得意先や、重役のお土産として選ばれることが多いのです。
霜ばしらの魅力
その魅力は何と言っても口どけの柔らかさです。口の中にいれると雪を口の中に入れた時にようにふわりと消えてなくなります。
それだけ柔らかい食感ですので、取扱いには注意が必要です。一度箱から開けると湿気に弱くなりますので、再度霜ばしらをらくがん粉で覆って冷暗所での保管するようにしましょう。