杜の都「仙台」ってどんなところ?

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仙台について

仙台といえば東北地方の中心都市であり、観光都市としても知られています。仙台の歴史や魅力、おすすめの観光スポットなどについて紹介していきます。

仙台の歴史について

仙台市の基礎が作られたのは、あの伊達正宗が仙台城を建築したことに始まります。仙台市の歴史についてみていきましょう。

古代の仙台

縄文時代の遺跡から、当時の人々が低湿な平野ではなく、丘陵が海に続いている松島湾沿いに居を構えていたことがわかります。

弥生時代になると稲作を行うために平野に進出するようになり、水田が営まれていたことが遺跡からわかります。

戦国時代

東北地方を納めていた藤原氏が源頼朝によって滅ぼされてしまうと、その後頼朝の側近が欧州奉行として置かれて、東北地方を治めるようになります。

その後戦国大名である伊達正宗が東北地方の半分を制覇するようになってから、東北地方を治めるようになります。

現在は仙台という地名ですが、天正までは千代と書いてせんだいと呼ばれていました。その後伊達正宗が仙台城を築いたことから、今の地名である仙台と改称されたのです。

仙台の魅力・おすすめの観光スポット

仙台にはさまざまな魅力やおすすめの観光スポットも多々あります。

暮らしやすい

仙台は東北地方最大の都市であり、生活には便利な環境が整っています。宮城県内は農産物や、宮城県の漁業生産量は全国で2位と、海の幸にも恵まれているのです。そのため新鮮で美味しい食材が手頃な値段で手に入れられます。

自然環境にも恵まれていますので、都会の中でも癒しを得られます。仙台は「杜の都」と表現されるように、町の緑被率が政令指定都市の中でトップを誇るほど、緑が多いのです。

町の中心を通っている大通りも欅などの街路樹が植えられており、散歩や車を走らせながらも美しい景色を眺められるようになっています。

また中心部は歩道が広く作られていますので、歩行者も安心して歩けるのも嬉しい点です。

おすすめ観光スポット

仙台市内には観光スポットもたくさんあります。まず有名なのが日本三景にも指定されている松島です。

松島湾内にある大小260余りの島々が広がり、浮世絵師として有名な安藤広重の絵にも登場しています。現地では遊覧船に乗って主要な島をめぐるコースにも参加できます。

五大堂も仙台の有名観光スポットのひとつであり、松島を訪れたら是非チェックしておきたスポットになります。

そこにある透かし橋は縁結びの橋としても知られていますので、良縁を求める方は外せないでしょう。

瑞巌寺も松島にある観光名所のひとつです。現在の仙台市を作った伊達正宗の菩提寺です。

鳳鳴四十八滝は仙台市内を流れる広瀬川上流にかかっている滝であり、観光スポットのひとつです。

滝から放出されるマイナスイオンが高い癒しを与えてくれますし、秋は紅葉とのコントラストが美しいです。

東京からのアクセス

仙台は東京からのアクセスも良好です。

新幹線なら2時間足らず

東北新幹線を利用すれば乗換なしで東京から仙台まで到着できます。しかも停車駅が少なく最速の「はやぶさ」を利用すれば最短で1時間40分で移動できます。新幹線を使うのが最もポピュラーな移動手段になるでしょう。

高速バス

新幹線は便利でしかも移動時間も短いのですが、料金が高くなると言うデメリットがあります。その点高速バスは値段が安いです。

運航会社や座席の種類、お盆やゴールデンウィークなど繁忙期によって料金は異なりますが、2500円から13000円が料金相場です。所要時間は約5~6時間かかります。

飛行機で移動する

飛行機で移動する場合、成田(千葉県成田市)からの発着となりますので、東京近辺に在住されている方は不便かもしれません。

成田から仙台間をANAが1日2往復しており、所要時間は1時間10分程度と新幹線よりも速いです。

ただし成田は千葉県でも都心からは離れた場所にありますので、そこまでの移動手段や時間、料金を考慮に入れて移動手段として最適なのかを考える必要があります。